海面には、藻が漂っている。
微妙な状況だが、この場所では荒れ気味の日に良型を釣っているので、ベタ凪寄りよりは期待が持てるだろうとポジティブに考えることにする。
5inchパワーシャッド(UVピンクシルバー)+ジグヘッド30gでキャスト開始。
1投目、沈みテトラの切れ目辺りで「コココッ」とアタリ。
「1投目かよッ」、2週間前に同じ展開にビックリしながらも、1呼吸置いて合わせると重みが乗る。
テトラに潜られないよう強引に浮かせると、テトラの少し沖にヒラメが浮いてきた。
「ソゲかな?」と思ったが、久しぶりのヒラメなのでタモを使い慎重にランディング。
16:10
40.5cm。ソゲかと思ったが、計ってみるとしっかりヒラメサイズでした。
フッキングはアシストフックのみ。
夕暮れ。空気が澄んでいるのか、対岸の青森が普段よりくっきり見えた。
パワーシャッドに反応が無いので、6inchパルスワームにチェンジすると1投でフグの餌食に・・・
暗くなったところで、20cm程のソイがヒット。
その後は反応なく、この日は終了。
10/14(日)
大潮
(吉岡)
満潮 02:46 14:43
干潮 08:46 21:28
天候:晴れ 風:北寄り(弱風)→西寄り(強風)
波:0.5m程→ジャバジャバ
4:30
3時に自宅を出発し、昨日と同じ漁港に到着。
まだ空はまだ真っ暗なので、薄明るくなるまで車で待機。
それにしても、最近日の出がすっかり遅くなった。
マズメ勝負の釣りが多い自分としては、起きる時間が遅くて良いので助かる。
6月なんかだと、朝マヅメに間に合うには2時半には釣り場に着いてないといけないから、遠い釣り場だと0時起きとかになるので結構しんどい。
4:50
空が薄明るくなったところで、堤防先端まで歩いて向かう。
5inchパワーシャッド(マズメレッド)+ジグヘッド30gを結びキャスト開始。
昨日の夕マズメは、結構高いウネリが打ち寄せていたが、ウネリもすっかり収まっている。
こりゃ、期待できるかな~。
しかし、しばらくキャストを繰り返すが反応なし。
潮はそれほど動いていないので、5inchパワーシャッドはそのままで、ジグヘッドを21gにサイズダウンしスローリトリーブで誘う。
これにも反応なし。
30程経ったところで、気分転換にワームを5inchパワーシャッド→ローリングシャッドMにチェンジする。
ローリングシャッドM(ホットピンク/シルバーラメ)+ジグヘッド30gで底から1m程をイメージし速めのリトリーブで誘う。
すると1投目、着底からのリトリーブ15回転程のところで、「ググーッ」と押さえ込むようなアタリ。
「よっしゃー!」と思いながら、一呼吸おいてアワセを入れる。
手応えからして、昨日より大きそう。
強引にやり取りし、テトラに潜られないよう浮かせに掛かる。
ヒラメはテトラの沖で顔を出し、そのままスムーズにタモ網に納まってくれた。
46cm、昨日よりサイズUP。フッキングはアシストフックのみ。
その後、日が出た後はジグヘッドのスイミング、タイドバイブスリム140でストップ&ゴー、ヘビキャロでボトム狙いなどいろいろ試すが全く反応なし。
早めにアオリ狙いに切り替えたくなり、7:00で見切りをつける。
最近、アオリイカが気になり、ヒラメ釣りの見切りが早くなってきたかも(笑)・・・
7:30
磯に移動し、エギングでアオリ狙い。
奥尻で3号のエギを数本ロストしたので、前日にインパクトで買ったダートマックス3号(オレンジ/マーブル)をキャスト。
1投目、フォールからのシャクリで「ググッ」。
胴長16cm。
7:40
2杯目も同サイズ。
キャストしてカウントダウンから、最初のシャクリで「ググッ」
フォーリングで喰ってた・・・いや、抱いてたのね。
2杯目を釣ったあたりから急に風が強まり、ラインが流され釣り辛くなる。
エギを3.5号にサイズUP。
ボトムを感じ易くなったが、アタリが遠のく。
8:30
再びダートマックス3号に戻すと、すぐに岸際でヒット。
サイズDOWN。
8:50
さらにサイズDOWN。
ダートマックス3号。
今日は、他のエギもローテーションしたが、このエギばかりにアタリが集中した。
エギのアクションとかカラーってやっぱり大事なのかな・・・過去数回の釣行ではエギの違いで釣果に差は感じなかったけど、今日は他のエギとダートマックス3号で明らかに反応に違いがあった。
9:30
風がさらに強くなる。
着底を感じられないので、3.5号のエギに糸オモリを巻いたところ、根掛かりでロスト・・・
ここで釣り終了にした。
今日は、ヒラメ、アオリの両方ともルアー(エギ)のチェンジがバイトの引き金になった。
エギは最近始めたばかりだから、何とも分からない部分が多いが・・・きっとエギはアクションそのものよりもサイズ(沈下スピード)が大事なんだと思う。
今日のポイントや状況には、ダートマックス3号の沈下スピードがマッチしていたということなんだろう。
ヒラメに関しては、釣果を左右するのはポイントと時間帯(時合)が要因の90%以上を占めていて、ルアーに関しては、レンジ(底付近を攻めることができているか)は大切だが、ルアーのシルエットやアクション、カラーの違いはそれほど影響しないというのが自分の持論。
ただ、今日みたいに、同じ立ち位置でキャストを続けていて、パワーシャッドからローリングシャッドに変えて1投目で釣れてしまうと、やっぱりルアーのシルエットやアクションの違いで魚にスイッチが入ることも有るのかなぁ、と考えてしまう。
ルアーをチェンジしたタイミングがたまたま時合のタイミングだったのか?そのキャストがたまたまヒラメの真上を通ったのか?それともローリングシャッドのアクションがヒラメの興味を引いたのか?
ルアーマンなら、皆が感じる永遠の疑問だろう。
答えは、さっき刺身にして腹に収まったヒラメのみぞ知るのかな(笑)
1か月半振りのヒラメ。
思ったより脂乗ってて、美味しくいただきました。