夏雲

たけぼー

2010年07月12日 22:46

 転勤で函館に引っ越しすることになった。
 決まったのは先週。飲み会やら引っ越しの準備やらで、ブログ更新する余裕なし・・・
 ということで、引っ越しの準備も落ち着いたところで2週間分をまとめて振りかえってみる。

 まずは7月4日(日)。
 朝3時に寿都町内の磯に到着。
 ポイントの岩には、既に5人程ルアーマン(ロックフィッシャー)がいる。
 岩の左端に立ち釣り開始。
 暗いうちは30gジグヘッド+パワーシャッド、明るくなったらP-BOYジグ35gというローテーションで攻める。
 最初の1時間の間に2回ほどバイトがあったが空振り。その後は沈黙の時間が続く。
 回りの人達も釣れていないようだ。
 海況としては、べた凪+潮の動きなしという状況。
 どのポイントにも言えることだが、こういう状況ではまず釣れた試しがない。
 ということで、2時間程経過したところで、この場所に早めに見切りをつけ次のポイントに向かう。
 
 向かったのは神恵内村の磯。
 道路からポイントを見ると誰もいない様子。
 急いで準備をしてポイントの岩に降りる。
 時間は7時半。
 まずは、30gジグヘッド+パワーシャッドを投入。
 ストップ&ゴーで、ルアーが底からあまり離れないことを意識して攻める。
 数投目、キャスト後のフォール中(着低間際)に違和感を感じ、合わせを入れると「グングン」と力強い手応え。
 「ヒラメかな?」と慎重に寄せてくると、途中から「ブルンブルン」と独特の首を振るような手応えに・・・
 「アブか。」
 姿を現したのは、良型のアブラコ。
 岸際で小指大の小魚をガッパリ吐き出した。
 タイミングを計ってごぼう抜きにする。
 

45㎝の立派なアブラコ。すぐに海にお帰りいただきました。

 続いてジグにローテーション。
 ヴィクティムJr42g(赤金)を投入。
 放射状にキャストし、小刻みなジャーク&フォールで攻める。
 攻め続けていると、フォール中に違和感。
 合わせると魚の手応えあり。
 取り込みにかかると「ググググッ」を小刻みに走るような手応え。
 「ヒラメかな?」
 と思った瞬間、「フっ」と軽くなってしまった。
 その後もバラした場所を中心に攻めたが、途中から風が強くなり9時半で終了にした。
 帰り道、高速で小樽から札幌に向かっていると、札幌の上空にはもくもくと入道雲が。
 

 「もう夏だな。」
 札幌は凄いにわか雨だった。

 続いて7月11日(日)
 日曜の午後、引っ越しの準備もひと段落したので、積丹に車を走らせる。
 出発したのは午後3時過ぎ。
 西積丹までは2時間ほどなので、5時には着くはず。夕マズメ3時間勝負かな。
 そう思いながら、ふと後部座席を見ると積んでいるはずのウェアがない。
 このままだと半袖短パンで釣りすることに。
 「これじゃ、全身蚊に刺されて釣りどころじゃない。」ということで、小樽まで走ってきた道を戻ることに。
 往復で1時間程かかり、貴重な時間が台無しに・・うー自己嫌悪・・・
 「こういう時って、まず釣れないんだよな・・・」
 時間もロスしたし、どこに行くか迷ったが、結局当初の予定どおり神恵内村の磯に向かう。
 着いたのは、6時半前。
 真っ暗になるまではあと1時間半ほど。
 まずはジグから。
 ヴィクティムJr42gを投入。
 2回程当たりがあったが、両方ともフッキング直後にバレる。
 そこで、根がかり覚悟でテールにフックを足すが、その後は当たりに恵まれない。
 いよいよ暗くなってきたので、残りの時間(30分ほど)は30gジグヘッド+パワーシャッドで攻めることに。
 数投目で「コココッ」と当たり。合わせると「ブルンブルン」とアブラコ特有の手応え。
 めちゃめちゃ元気で、AR-C1006が「グニャリ」とひん曲がっている。
 根に潜られそうになったところを強引に引きはがし、寄せると今度は水面で大暴れ。
 「賑やかな奴だな」
 ごぼう抜きにしようとしたところでオートリリースとなった。
 「やっぱりこの時期の磯は、アブラコが主役だな。」
 真っ暗になったので、ここで終了。


 次回の釣行は函館からになるだろう。
 さあどこへ行こうか?
 太平洋か、日本海か、津軽海峡か?
 道南はヒラメの先進地でポイントも多くホントに楽しみだ。
 以前、江差にいたことがあるので、まずは地の利のある日本海側からかな。
 
 まずは何にしても仕事をしっかりやらなくては。

 道南の海、空、魚、そして釣り具屋よ!どうぞよろしく!

 
 
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