朝マズメアフター(2023秋の道央日本海 その2)

たけぼー

2023年10月18日 22:32

10月中旬
大潮3日目(新月)
03:39 33cm
10:09 14cm
17:00 36cm
22:39 24cm
天気:晴れ
波:0.5m
風:南西4〜6m
水温:19℃(気象庁HP海面水温)
4:00
道央日本海サーフ。
予定より早めに到着し、まだ真っ暗の中釣り開始。
すぐに空が白んでくるかなと思ったが、なかなかならず。今年は高温で秋を実感しづらいが、日の出は当然暦どおりだ。
30分以上経って、ようやく空が明るくなり始めたところで、ヒラメがライズ。35cm位に見えたがロッドが届きそうな程の至近距離だったので驚いた。
ベイトが追われているのか、水面がざわついているのも分かり、期待しながら瀬とその脇にあるワンド状のポイントにキャストを続けたが辺りが完全に明るくなる時間になってもヒラメからのアタリはなし。
瀬の反対側で釣っている職場の後輩に状況聞くと、ミノーで釣りをして暗い時間にソゲを2枚釣り、その後50cm位ありそうなヒラメをバラしたとのこと。
自分が見たヒラメのライズやベイト、後輩の話からサーフ全体の状況は良さそうだが、自分が入ったスポットがハズレだったのか、釣り方がイマイチだったのか。朝マズメのチャンスタイムは完全に逃してしまった。
6:30位
数百メートル離れたワンド状のポイントに移動してミノーで探る。地形のせいか、この付近だけ他より横風が強くキャストに難儀する。300m程沖だろうか、カモメが5羽位だが水面に群がって飛んでいる。きっとベイトが居るのだろう。
途中から後輩も合流しワンドを探るがアタったのはフグだけ。
朝一に後輩が入っていたポイントは地形変化が顕著で後輩が移動した後は別の釣り人が入っていたのだが、しばらくして離れて行ったのが見えたので、そこに移動することにする。後輩にその旨告げると、自分も最初の所の方が良さそうなので移動するとのこと。
8:00位
朝一から後輩と別の釣り人の2名が撃っていた瀬の脇に入り、ミノーを通していく。ヒラメミノーⅢSで瀬のすぐ脇の浅い部分を探っみたが反応がないので、ルアーを潜行深度が深めなヒラメミノー135Sフラッシュブーストに変え、瀬から続くワンド地形の深みを移動しながら探っていく。
釣り開始から4時間が経過してもアタリがない状況に、今日は海は良いんだけど噛み合わなかった日だな~、とボウズを覚悟していたが、干潮の10:00になるまでは、駄目でもやり切ろうと思いながらキャストを続けていると、ルアーの着水地点と立位置の半分程の所で、押さえ込むようなアタリ。
ヒラメがルアーを追い喰いした時に多いアタリの出方だ。
ヒットした直後は50cm位の手応えだったが、波打ち際の辺りで急に重量感が増す。
波の中で大きな白い腹が、沖に反転する姿が見えてヒヤっとしたが、ロッドを寝かせてテンションを一定に保つよう気を付けながら、寄せ波に合わせてズリ上げた。
08:33

ルアーほヒラメミノー135Sフラッシュブースト(Nマイワシ)。
釣り上げた瞬間は、ヒラメミノーのエラの辺りまで呑み込まれていた。

サイズは64cm。
前回の釣行で特大サイズを釣っていたので、大物を釣った感じがイマイチしなかったが、自分的には何年に一度釣れるかどうかのナイスサイズ。
ヒットの少し前位から、下げ潮が効き始め、ベイトが水面でざわついていた。
その後もライズが見られるなど、もう1枚出てもおかしくない雰囲気だったがアタリなし。
少し移動して、瀬の反対側を探ると沖目で、ガツンと強いアタった。
09:29

アタリが強く出たので、ヒットの瞬間はヒラメサイズと勘違いしたが、数秒で軽くなり上がって来たのはソゲサイズだった。
ルアーほヒラメミノー135Sフラッシュブースト(Nマイワシ)。
ここで釣り終了とした。
10:00
車に戻って帰り支度していると、後輩が45cm程のヒラメを持って来て、今やっと釣れた〜とのこと。
干潮潮止まり直前でのヒットだった。
この日は、朝マズメの明暗の変化と干潮付近の潮の変化の2回チャンスがあった。
最初のチャンスを逃し苦戦した分、その後の1枚が何とも嬉しい釣行だった。

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