2022秋の道央日本海(その3)

たけぼー

2022年11月13日 20:16

11月中旬
中潮(大潮後2日目)
04:00 33㎝
11:59 4㎝
19:40 29㎝
23:29 26㎝

5:40
後志西部サーフ
風:南西5~8m
波:1.5m程
天気:晴れ
沖からのウネリが入っているので、沖根で波がブロックされているポイントに入る。
ジグ、バイブレーション、ミノーで小一時間探るが反応なし。
時折、フックにゴミが掛かってくるので、底荒れ気味のようだ。
少し沖で鳥が飛んでいるが、明らかなベイトの気配はなし。
車で小移動する。
前回の釣りでヒラメを釣った場所に入る。
西側に岬が張り出しているせいで波は落ち着いているが、手前には海藻などが浮かんでいる。
ジグをキャストすると1投目で根掛かりしてロスト・・・気を付けていたんだけど、背の高い沖根があるようだ。
移動しながら、広範囲を探ってみたが反応なし。ベイトの気配もなし。
ただ満潮からの下げ始めで、波が高めだったおかげで地形変化が良く分かり、良い流れができているスポットを発見できたのは収穫だった。
特にサーフ全体の中央部分が沖からのウネリが直接入るせいか、ウネリが一番大きく入っており、岸際の地形も大きく凹んでいたのが印象的だった。この日はウネリが強過ぎ攻略できなったが条件の良い時に狙ってみよう。

9:15
別のサーフに移動。
風:南西5m
波:1.5~2m程
天気:曇り

波高が高く、50m程沖で波が崩れている。
波が崩れていない場所が2か所あり、何とか釣りになりそうなので、竿を出してみることにする。

まずはサーフの端のポイントに入る。
干潮に向かって下げ潮が効いており、浅瀬で崩れた波が手前側では横方向の流れとなり、沖の方では離岸流となっている。
ヒラメミノー135Sで探ると数投目に沖目でアタった。
9:30

ソゲ。
時期的にもうヒラメは厳しいかな~と思っていたので、この1枚で元気が出た。
その後、アタリがないので、別の離岸流に移動。
浅瀬から深みにかけて、斜め方向に離岸流が伸びているが、ウネリが大きく入りかなりジャンクな状況。
横風も強く入り、ラインが脹らんで狙った場所にルアーを通せない。
それでもしばらく探ったが反応得られないので、もとの場所に移動する。

もとの場所に戻り、何投かミノーで離岸流の流れを探るが反応なし。
下げ潮が効いており、釣り始めた頃より流れが強くなっているせいで、ミノーだとレンジが高過ぎて探りきれていないと感じ、スプーンにチェンジする。
着底後は5~10回位リトリーブして、2~5秒位フォールの繰り返しで、底付近を意識してじっくり探っていると岸から20m位でフォール中にひったくるようなアタリ。
元気に暴れるような引きからヒラメではないなと感じながら回収。
10:41

アメマス。
ルアーはギーガ33g(ピンクシルバー)。

スプーンのストップ&ゴーで探り続ける。
アメマスが釣れるってことはシーズン終わったかな~と思っているところに、再びアタリの手応え。
岸から20m位、フォールからの巻き始めで押さえ込むようなようなアタリだった。
なかなかの重量感と流れの中でグイグイ引く手応えからサイズアップのアメマスかなと思ったが、途中からヒラメっぽいと感じて慎重にやりとりする。
寄せ波に合わせてランディングすると、良いサイズのヒラメだった。
10:52

53㎝。
ルアーはギーガ33g(ピンクシルバー)。
このルアーは、先日買ったばかりの新入り君。
根混りのサーフを攻略するのに良いかなと思い買ったのだが、離岸流攻略で結果を出した。
アメマスもヒラメもフォール中やその直後にアタリがあったので、スプーン特有のヒラヒラとしたフォールアクションが効いたのではないか。
ジャンクな状況だったので、ルアーのアクションはよく見えなかったので今度じっくり見てみよう。
この感じだと、噴火湾の離岸流にも効きそうかな。
このサイズ感で、もう少し重ければ飛距離も伸びて、もっと使いやすいんだけどな~。

その後、スプーンに反応しなくなったのでシンキングペンシルに変え、スローなストップ&ゴーで探るとフォールからの巻き始めでヒット。
11:24

35㎝程。
ルアーはビーチウォーカーアクシオン。
目の付近にフッキングしており、目が潰れてたらキープかなと思ったが、きれいに外せたのでリリースした。

11:37

ソゲ。
これはフォール中のアタリ。

12:00
潮が下げ止まり、ウネリがきつくなってきたところで撤収した。
朝マズメ空振り後に入ったポイントで、干潮間際の時合を掴み、思いがけず良い釣りができた。
この日のようなジャンクな状況では、底付近を意識して攻めるのが大事だということが再認識できた。
午後から波が強まる予報だったので、小休止してから釣りになりそうなポイントに移動する。

15:00
後志北部サーフ
風:西(時々北西)5~10m
波:1~1.5m程
天気:曇り


若干ジャンクな波で明確な離岸流が出ていて期待が持てるが、風が強くキャストに難儀する。
風は、真横や斜めから強く吹いているが、時折追い風になったりと安定しない。
突風気味になる瞬間はロッドを保持するのも大変になり、風が収まるタイミングに合わせキャストをせざるを得えず、手返しが悪い状況。
離岸流にジグをキャストし、風に乗せて扇状に探るが、強風のせいでコントロールがままならない。
風が弱くなったタイミングでヒラメタル40gで30㎝程のソゲがヒット(写真撮らず)。
16:30
撤収。

17:30
漁港に移動しエギング。
小一時間程でアタリなく、周囲も釣れてる様子なく疲れもあったので終了とした。 

最近は週末の度にシケが続き、前回から1か月振りのヒラメ釣りだったが、魚からの反応が多く思いがけず楽しい釣りとなった。
低気圧により南寄りの風が吹き、気温が高めだったことも影響したのだと思う。
今年は例年より水温高めに推移してきたが、来週からはいよいよ本格的に寒気が入って来るようなので、今年のヒラメはこれでおしまいかな。


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